神宮といえば、伊勢神宮、大社といえば出雲大社を指します。
出雲と言えば、神話における大ヒーロー須佐之男命と大国主命でしょう。
須佐之男命は天照大御神の弟神です。
高天原で大暴れして追放されました。
荒ぶる神として評判が悪かったのです。
しかし、地上に降りられてからは正義の神となっています。
八岐大蛇を退治した神話は有名です。
大国主命は須佐之男命の娘・須勢理姫を妻としました。
しかし、よくオモテになった男神さまでもあります。
そして、葦原の中つ国を開拓した神になっています。
ある時、天照大御神が葦原の中つ国は私の治める国だからと言ってきます。
そして、大国主命は国譲りを要請されます。
大国主命は国譲りの条件として大きな宮殿を所望しました。
古事記のよると、出雲大社は上古には96メートルの大神殿だったようです。
中古でも48メートルの神殿だったそうです。
木造でこんな巨大な神殿が出来るのか疑問視されていました。
大手ゼネコンが伝承に従ってコンピューターで解析したところ、
少なくとも48メートルの神殿は可能だったそうです。
古代出雲の人々は想像もできない技術を持っていたのですね。
それはピラミッドやバベルの塔に匹敵するかも知れません。
出雲大社の本殿の奥に素鵞社(そがのやしろ)があります。
ここに、須佐之男命がおいでになります。
本殿参拝を済ませ、こちらでもご祈願するのが良いそうです。
大社の参拝を済ませたら、神の里出雲国のほかの神社にも行ってみよう。
神話の世界に浸る素晴らしい経験が出来るはずです。
神魂神社、八重垣神社、美保神社、熊野大社、日御碕神社など
出雲大社に参拝したならば、出雲そばははずせません。
特に「荒木屋」さんが有名で、美味しい。
時間帯によっては待ちますが、それだけの価値はあると思いますよ。
そして帰りにはお土産をたくさん買って帰ること。
地元が繁盛し潤うのを神様は喜ぶそうです。
オススメは沢山あります。
特に印象深いのが、「どじょう掬い饅頭」なのです。
30年以上前ですが、考案した部長に会ったことが有ります。
ヒット商品になって喜んでいましたね。
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